///  東林院、沙羅双樹  ///

 妙心寺の塔頭のひとつ
東林院の樹齢300年とも云わ
れる沙羅双樹です。

普段は非公開の寺院ですが、
季節の折り目に公開されます。
今は「沙羅の花を愛でる会」
と云う催しとして公開されて
います。

東林院の沙羅双樹は植物学的
には別なもので、夏椿ですが、
日本の寺院では木肌が赤く褐色
で光沢あるところがインドの
沙羅の木に似ているところから
そして、特に双樹形をなして
いる木を沙羅双樹と云います。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の
響きあり、沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす……

朝方に花をつけ、夕方には花を
落とす沙羅双樹は、やはり
一日花…

抹茶を頂きながら日なが一日…
ただ、休日は人も多いようです。

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